【ノルウェーのこと】

July 14, 2006

ノルウェーno.23----Vest Norge Tour

tobergen1

tobergen2

「明後日からベルゲンに行くから旅の支度して。」

ホントにいつも唐突な申し出であった。
何でも、昔ヒッピーのたまり場みたいになっていたこの農場に、その内の一人が数十年ぶりに会いに来ると言う。

「で、何で西の果てで待ち合わせ?」

内心そう思ったが、んなこと関係なく旅に出たいのだ。ただそれだけ。しかし、ひねくれた事を言っているが、実はかなり嬉しかった。
ベルゲン・・・・・「きっと魚美味しいよね。」冗談のようで結構本気。だって農場は内陸にあったから魚、高かったんです。いつもはんぺんの様なモノをかじってましたし。日本人たるもの魚を食わねば生きてはいけぬ。寿司とは言わないから(当たり前じゃ。)、魚の形をしたものを食べたい。そんな不純な動機を抱きながら農場を後にしたのでした。

写真はFagernesという所に行く途中、道端で休憩した時撮った写真。湖の色のレイヤーが信じがたい程美しかったです。Andersは照れるから後ろから内緒で一枚パチリ。で、用意したサンドイッチを物色しているところ。


May 25, 2006

ノルウェーno.22----Rondane National Park 3

rondane妖しい雲久しぶりにノルウェーの記事です。
前回はおじさん達2人とハイキングに行ったのに麓でお留守番をするはめになった事を書きました。置いてけぼりにされた後(あれ?この間もそんな事があったような。)、近くのレストランで軽い昼食を取り、低い丘を登ることに。食事の量が凄かったので少し包んでもらってから出発。この日は本当に良い天気でさらさらした風が心地よかったんです・・・が。途中包んでもらったサンドイッチを食べながら休憩していると向かいの山から何やら妖しい雲が。

rondane雨雲と、思っていたらたちまち雨雲に。写真を見ると分かりますが、気づかないうちに結構高いところまで登ってしまったんですね、私。慌てて降りたものの、間に合わず。結局、雨雲に捕まり全身びしょ濡れ。なのに、向かいの山に登っていたお二方は妙にハイテンションで「濡れちゃったぁ〜○△×□?!」などと喜んでいました。そ、そうか!あれはハプニングさえも楽しめる精神的余裕の現れだったのかっ!
ふ、深い・・・・多分・・・。

February 28, 2006

ノルウェーno.21----Rondane National Park 2

rondane4久しぶりのノルウェー記事です。
前回、Andarsの従兄弟が来てハイキングに行く事に。
美しい緑のレイヤーと澄んだ空。雲が山々に影を落とす優雅な景色。すれ違う車さえなく、心からリラックスした静かなひととき・・・・
だったのですが、まあ、よく前の二人が喋ること喋ること。
何時間も止めどなく話しが続くので、つい「鶏」の姿とダブってしまったよ。まあ、こちらは何を話しているのか分からないし、彼等の発音って耳に優しい。ちょっとした子守唄代わりに時々ウトウトしながら目的地に着きました。

「結構高い山だね。」
「ハードだよ。ここでお留守番してな。」
「!」

小柄な私には彼等のハイペースな歩きに付いて行けないだろう、と言う彼等の判断。
もちろん抗議しましたが、従兄弟のなが〜い脚を見て断念。
一人で気楽にその辺を散歩することにしました。
写真はブラブラしていて見つけた道案内の看板。
ナイス。



November 10, 2005

ノルウェーno.20----Rondane National Park

rondane1ある日Andersの従兄弟がハイキングをしようとkvamにやってきました。
彼の目的地はkvamの北に位置するRondane National Park。1962年にノルウェーでは初めてNational Parkとして認められたそうで、とても美しい所です。
何かやたらと歩く事が好きな彼らは、いそいそと直ぐ支度。
私は前日の干し草を納屋に運ぶ重労働で精魂尽きていたのですが、ひきづられるように連れて行かれたのでした。
天気も申し分なかったし、退屈しないように「お菓子」を与えられ(なにか違うような)、モグモグしながら(でも食べてたし)のドライブ。
それにしても、ちょっと集落を離れると次の集落まで時間がかかるし、本当に周りには何もない。ありゃ、病人運ぶのにヘリコプターが来るわけだ。

rondane2でも目に映る景色は素晴らしく、不思議な光景でした。
この後ずぶぬれになるなんて、この時は思ってもみなかったなぁ。
つづく。

October 17, 2005

ノルウェーno.19----血のソーセージ

血入りソーセージ「・・・・・?なぁに、それ?」
「おいしいよ。」
「ふ〜ん。で、なぁに、それ?」

分厚い鉄のフライパンから漂うバターの香り。
美味しそうな香りに惹き付けられてキッチンへ。
しかし、フライパンの上で踊っていたのは何とも形容しがたい茶色い物体だった。

「良い香りだね。チョコレートでもバターでソテーしてるの?」
「ふっ。」
「!?」(今この爺さん鼻で笑った・・・。)

結局その物体が食卓にのぼるまで教えてもらえず、分からないまま口に運んだ。
血でできたソーセージ。見た目同様、何とも形容しがたい味。
濃厚で少し甘い。

「どお?美味しいでしょ〜!イッヒッヒッ。」
「イッヒッヒッ・・・・・・(怒)。」

写真は「ノルウェー人の台所」とか言う本からスキャン。
でももう一度トライしてみたい料理の一つではある。
今度Sr.には納豆を土産に持っていこう。イッヒッヒッ!



October 09, 2005

ノルウェーno.18----Ottaへ

otta2ottaまでの長いバスの旅。
景色は段々と辺り一面雪景色となってきました。
でも天気も良く穏やかで少しひんやりした空気が心地良い。
遠くの山々がとてもクリアに見えます。
丁度この時a~haを聞いていて妙にしんみりしてしまったのを覚えています。
a~haもこんな景色が心象風景にあるのでしょうか。
このあたりの地形は切り立った崖の上は以外となだらかなイメージ。
そういえばノルウェーの山って、そういうイメージが強いなぁ。



September 24, 2005

ノルウェーno.17----Ottaへ

ottaへSogndalからバスでOttaへ。
何時間かかったのか忘れてしまったが、途中2.3回休憩を取ったので長かったのは確か。
バスに揺られる一人の時間はとても贅沢で、天気も良かった事もあり、風景を楽しみながらの旅となりました。
段々慣れてきたとは言え、やはり目の前に広がる光景に息を飲みます。
でもね、この写真は違う意味で息飲んでるの。

「え、そこ通るの?」

結構崖の際を走っています。
見て下さい、下に走る道路。
Sognefjordの水深は1.3kmぐらいですか?
そんな事を考えると足がすくみます。
私少し高所恐怖症の気がありますの、オホホ・・・。

September 12, 2005

ノルウェーno.16----トロル

トロル1Johanと船のスタッフに別れを告げ、車でSogndalまで送ってもらい、そこからバスでOttaへ。
OttaにはJr.が迎えに来てくれる。
バスが来るまで村を探索してみる事にした。
それにしても、あちらはやはり東洋人が珍しいのかね。
半纏にジーンズ姿の出立ちも確かに怪しかったんだろうけど。
写真は土産店の前で無気味に笑っていたトロル。
昔は悪者扱いだったけれど、今は盗癖のある少し間抜けな、愛すべきキャラらしい。
そこの土産店で綺麗なトロルのハガキを購入しました。

トロル2トロル3

綺麗でしょ?
ちょっと寂し気な雰囲気がイイ。

September 06, 2005

ノルウェーno.15----フィヨルド巡り5

フラムAurlandsfjordの一番奥深くに位置するFLAM。(←写真だけでも必見です。)
列車から日本人がワラワラと出てきたのには驚きました。
次の観光客が来るまでは散歩をして良い事になっていたのでお決まりの逃避行。
久しぶりに日本語のシャワーを浴びた後、船に戻ったのでした。
で、日本国旗に条件反射して一枚パチリ。
4日間の船での居候は中々楽しかったな。
2回ばかり夕食担当になったのですが、お好み焼きが結構好評で・・・。
「天ぷらケーキッ!」って呼んでました。
天ぷらケーキねぇ・・・・・・なんかフワフワしてて美味しそうなイメージ。

実は1ヶ月後、又この船に数日滞在する事になります。
この時、ドイツ人のツアーコンダクターに勧められた『リニエ・アクアビット』に倒れそうになったのですが、それは又いつか・・・。




August 18, 2005

ノルウェーno.14----フィヨルド巡り4

naeroyfjord朝出港して、まずNaeroyfjordに向かう。
あいにくの薄曇りだったけれど焼けるような陽射しの下ではオチオチ甲板に出ていられない。
農場でもそうだったけれどノルウェーではあまり外で昼寝ができなかったんです。
太陽が雲に隠れると少し寒い、太陽が顔を出すと直火で焼かれている様な気分になる。
寒い、暑い、寒い、暑い・・・・・落ち着けないんだってば(怒)・・・。


gudvangenNaeroyfjordの終点Gudvangen。ここでは芝棟のセンターが出迎えてくれます。
芝棟は好きだけれど、整い過ぎていてここのはあまりワクワクしなかった。
このGudvangenでドイツ人の観光客をゴソッと乗せて、一気に賑やかに。
私もボーッとしているわけにもいかず、雨で濡れたベンチを拭いたりしてました。



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ほおずき

野菜農家

美大でメディアアートを学んだ後、両親の家庭菜園を手伝ううちに野菜づくりにはまる。その後「饗される食」に興味を持ち、皿の上に思いを馳せるプロの農業家になる事を決意。2008年農業修業を開始。ベジタブル&フルーツジュニアマイスター。

特技:ジオラマ制作
   ガーデニング
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