February 2013

February 02, 2013

那須の冬

tonakaisnow半月前に降った雪は家の周りを一晩で白銀の世界に変えた。細雪は景色のありとあらゆる色を消して、形や音の輪郭さえも曖昧にしていく。翌朝はしんと静まり返った無音の中で目が覚めた。「ギュッ、ギュッ」と雪の結晶に封じ込められた音を潰すように歩いてみる。ここは森の中。3ヶ月程前まで住んでいた分譲地内とは様相がまるで違う。窓から見える朴の木が無数のトナカイの角のようで恐かった。

tsurara今年の冬も安定しない天候が続いている。寒い日は朝−8℃まで下がったかと思うと、一番寒いはずの今頃に日中10℃まであがる。今までの野菜作りは全て種から蒔いていたが去年天候に右往左往した事を受けて、慣れるまでは寒冷期の種蒔きを種苗会社に頼む事にした。写真は寒暖差で長く成長した氷柱。落ちてくる時の音は「何事かっ!?」と思うほどで、一瞬ビビる。

daruma我家には前の方が置いていったアイルランド製のスタンレークッキングストーブがある。見た目麗しいアンティークストーブだが、最近主人が火の見える薪ストーブが欲しいと言い出した。スタンレーは残念な事に火が見えないのだ。彼は寝ても覚めてもその事が頭から離れないらしくここ1ヶ月で読んだ関連本は数知れず。語りだすとテンション上がりっぱなしで戻ってこない。仕方が無いので来期新たに薪ストーブを購入することにした。私の希望はピキャンのベーカリーストーブ。薪としては良くない杉や松もガンガン燃やせてエコだし、料理の楽しみもある。大きな買い物をするのだ。これでガス代を節約しなくちゃ。写真はこの冬、吹き抜けの2階を対流で暖めてくれているコロナのだるまストーブ。火も見えるしホンワカした気分にしてくれる優れものだ。
ayuka0708 at 18:02|この記事のURL その他 
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ほおずき

野菜農家

美大でメディアアートを学んだ後、両親の家庭菜園を手伝ううちに野菜づくりにはまる。その後「饗される食」に興味を持ち、皿の上に思いを馳せるプロの農業家になる事を決意。2008年農業修業を開始。ベジタブル&フルーツジュニアマイスター。

特技:ジオラマ制作
   ガーデニング
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